ストロベリーソングオーケストラ及び毒電波舎公式掲示板です。
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かくれんぼの塔-舞台裏側日記-「死出の山路から」その死
投稿者:
座長@苺樂團
投稿日:2007年11月29日(木)20時07分47秒
まず、今日は舞台裏日記の前に、盟友Djamraさんの曲がふんだんに使われている映画の紹介から。
11月24日(土)から30日(金)までの一週間、梅田シネリーブルにて、中崎町や、中津、浮田町といった大阪でもダークな町並みが舞台となるアクション・コメディ・ヒューマンドラマ映画「或る探偵の証明」がレイトショーで公開されております。料金は1300円で、同時上映も1本アリ。Djamraのナンバーが何曲かBGMで使われています。本日、そして明日と残すとこ2日間!是非観に行って下さい!…と、昨日、Djamraリーダー中来田さんから電話貰ったんですが、明日は夜先約があるので、NG!と、なると今夜か。盟友の曲が映画館に響き渡る!是非応援に逝きたい!…と、意気込むも、あまりにも急すぎてカミサンに外出許可貰えるかどうかが、本日の鍵となってます。ステージでは「この世は吐血地獄だ!」とか「柱時計の電波が俺を狂わせる!死ね、俺よ!」だの吠えてますが、現実はこんなもんデス。カミサン風邪っぴきやしね、本公演終わったばかりやし、連日外出は厳しい!!(泣)
なので、モンブランは僕のお面かぶって、僕になりきり「良かったよ〜」とスタンディングオベイションしてください!差し入れは勿論「ウコン50本」!
――――――――――
舞台裏日記その死。
昨日は、舞台設営と照明でしたが、今日は衣装と小道具関係をお話したいと思います。
今回の「かくれんぼの塔」の裏方で、かなり頑張ってくれたのが、衣装を一人で全部担当してくれた伐子さん。夏におこなった「現代死霊劇〜母捨山」で、各自に屍の衣装を自前で用意してください!とお願いしたところ、皆さんそれぞれ個性があって「うわぁ〜こんな人達に絡まれてカツアゲされたら嫌やなぁ〜」と、脂まみれの眼鏡をキュッキュッ拭いてたんでしが、伐子さんの、こうなんだか独特な衣装に「ストロベリーの本公演で衣装やってくれんかな〜」と思っていて、彼女にボソボソとお願いしてみたら、逆に凄い喜んでくれて「やります!モンブランさんの髪の毛むしってでも殺ります!」と逝ってくれたので、早速のイメージを伝えて、衣装に取り組んで貰ったんですが、これが又莫大な量で、
・僕の親不孝仕様学ラン上下(背中に寺山ハツ+寺山さんの幼少時代の写真が赤い糸で縫われている)
・本編冒頭に登場した赤マント
・同じく冒頭に登場した卒塔婆学生の黒マント
・童5人分の昭和レトロ服+風呂敷の作成
・なめし革職人の作務衣等
・演奏陣5人分の黒衣(イメージは田園に死すに登場する老婆達の黒衣)
と、これだけの莫大な量の衣装を、恐らく自身の休日を犠牲にしたであろう、土曜日や日曜日にも、そして仕事終わりの平日もコツコツとやってくれたんだなと思うと、本当凄い感謝の気持ちでいっぱいで、ある稽古の日に天羽さんと話す事があって「あ、そうそう本公演終わったら伐子さんに正式加入してみないか、って聞こうと思ってるんですが、どない思います?」とたずねると「それは大賛成!」と喜んでくれたので、本番終わったら彼女に伝えるつもりだったんですが、何の流れかスタジオ終わってから言う事になり、衣装担当では無く、これからは正式団員、服飾科・伐子として鏡町に引越て貰う事になったのデス。
今回の本公演では衣装を担当するだけでなく、楽屋で細かい御手伝いもしてくれて、伐子さん無しでは成功しない2日間でしたよ。はい、皆さん伐子さんに拍手!!!
次に、色んな小道具・美術関係。まず、巨大な地獄絵図に浮かびあがる般若の幕と、寺山さんの地獄篇抄の和讃が書かれた黒幕。今回は、この和讃こそが「かくれんぼの塔」なのであるからして、般若、和讃黒幕はかなりのこだわりがあって、どうしても作りたくて、イメージだけを当一座のデザイン担当でもあり、四弦ロックスターの斬平君にお願いし、イメージ通りの作品を、獣町にある鏡町仏壇店・獣町支店で働く、exストロベリーのFに依頼し、作ってもらいました。これも素晴らしい出来で、かなり嬉しい!今後も色々とライブで使って逝こうと思う幕なので、今回「かくれんぼの塔」を見れなかった人は楽しみにしててください。
次に本家の鏡町仏壇店。以前は僕がセッセと卒塔婆作ったり、のぼり作ったり、棺桶作ったりと、バンドマンっていうのを忘れてた時期がありましが、流石に団員も増え、脚本、演出にかける力が大きくなると、小道具関係まで手がまわりません!と、逆に言えば、今まで10年やってきたんだから、無理しちゃ出来るかと思うんですが、やはり作品への意識を高めて貰う為にも、今回は鏡町仏壇店の番頭として、エロキモイ担当の門脇モンブランを軸に動いて貰いました。劇中に度々登場する般若の面。当初、古美術品とかで揃えようかなと思ってたんですが、これが又高い!!質のいい奴なんて、映画「肉体の門」時代の、かたせ梨乃さんと一晩明かせるなら支払ってもいい位の金額しやがる!(解りづらい例え)
という訳で、モンブランにメールで「般若の面、3つ作っといてね、ヨロシク〜」と、まるで「ご飯の釜のスイッチ押しといてね〜」みたいなノリで頼んでみたところ、彼は必死に天パりながらも、かなりかっこいい般若の面を3つ作成!こりゃなかなか良いでは無いか!と、次に依頼したのが、劇中に登場する「紙芝居の枠」。これがなんともホアンホアン(パンダでは無い)な代物で、せっかく般若の面で100点が出たのに、紙芝居で、0点を食らい、差し引き50点という結果になりました。次回もガンガン発注するんで頼んだぞ!!
衣装・小道具関係の話はこんな感じかな。モンブランには何回も買い出しに逝って貰って、本当はかなり感謝してます。夜に仕事をしてるので、昼間に寝ないと逝けないのに、台詞も覚え、演技に悩みつつ、たまに来るメールが迷惑メールと、座長からの業務指令メール。。よく頑張りました。これでキモエロイのさえなければいいんですけどね(苦笑)
さて明日はいよいよ、本編の初日、朝から公演終了までの舞台裏を書いて逝きます。見に来られた方は「なるほど!」と思いながら読んでください。来られてない方は想像しながら読んでみてください〜
かくれんぼの塔-舞台裏側日記-「死出の山路から」その参
投稿者:
座長@苺樂團
投稿日:2007年11月28日(水)12時29分23秒
案の定風邪をひいてしまった!かと思いきや、一日で完治!…で、カミサンとふくちゃんが風邪っぴきになってしまいました(汗)で、カミサンは風邪の間、ご飯を作るのが大変だからと、大量に「おでん」を作ってくれたのですが、この量が半端やなく凄い!み、店、開けるぞ。モンブラン、おでん5個+焼酎で特別価格5000円(テーブルチャージ料省く)で提供するので来なさい。
――――――――――
舞台裏側日記その参。今回は舞台設営と照明について。
まず、舞台設営。今回も前作「押絵と旅する男」に引き続き、スポンヂ舞台の藪井さんにお願いしました。
まず、今回は前作みたいな客席の中央花道部分にズドーンと舞台を作るのでは無く、シンプルに会場であるVi-codeのステージから新たにステージをせり出す、という形で考えていたのですが、いざ打ち合わせの時に問題が発生。それをすると、Vi-codeの下部にあるロースピーカーが完全に死んでしまうという事。前回は花道だった為、ステージ下の両サイドにあるスピーカーなんて意識してなかったんですが、今回はモロに影響するやん!(汗)
さぁ、どうする?と、まず提案されたのが、ロースピーカーをステージにまで上げてしまう。が、これじゃただでさえ狭いステージが更に狭くなってしまい、何してるこっちゃ解らない!という事で却下。
次に出た案が、せり出した舞台の下にロースピーカーを潜らせ、吹き抜ける様に、ステージごと全体に高くする、という案。ステージが高くなった事により、お客さんも見易いし、ローもガンガンに音出てくれるだろう!…と思いきや、音響の橋本さん曰く、やはりこれだと増設ステージの中で音が回ってしまう。という訳で却下。う〜ん、と悩んだ挙句、ロースピーカー自体を一番前迄せり出してしまおう!という事になりました。で、ただ単にせり出して、ハイOK!ってなもんじゃなくて、移動した分、スピーカーのチューニングをしないと、全く使い物にならないので、こればっかりは時間がどれだけかかるか、本番当日にならないと解らないという事で、今回はこの舞台で決まりました。
次に今回の仕掛け。本編「かくれんぼの塔」をご覧になった方は解るかと思いますが、冷たい風と共に暗闇の中で突如現れる「電球」。寺山さんの「電球論」にあわせた演出で、暗転から、風に揺られて、電球がチカッ、チカッと点る、という演出だったんですが、これも藪井さんがササッと方法案を出してくれて、こちらは問題無く解決。当日、「あそこに何かあるな?」って気が憑いた人は、かなりの観察力デス!
あとの仕掛けは、モンブランの髪の毛にバネが入っていたり、よっちゃんの背中に猫背矯正ギブスが入ってたりと、まあ適当にあるんで省きます。
次に照明。前作「押絵と旅する男」の、のっぺりした感じを無くす為に、かなりこだわったのが照明でした。いかに立体感を持たせるか、経験豊富な藪井さんからもアドバイスを貰い、今回も照明を担当していただいたVi-codeの店長、藤原さんと色々試行錯誤しました。なんしか、他の劇団さんはどんな感じで照明を作ってるんだろう。ライブハウスと芝居小屋の照明の作り方の違いは?それをテーマに、色んな劇団さんの照明をチェックする。なるほど、藪井さんが教えてくれた立体的に魅せる照明ってこいつか!と、今まで甘く見ていた「照明」の凄さを認識するのでした。
並んでいる照明のゼラ(簡単に言うと、照明のセロハン)が隣りあわせで微妙に違ってたりするんです。しかも真横上部から照明を焚く事によって、更に立体感が増す。こりゃ奥が深い!と、藤原さんに大体のプランを伝えて、本番前日の22日の晩から照明の仕込みに入るのでした。
で、舞台搬入も、前日にやってしまおう!という事になり、舞台搬入班が24時位に到着。当初は搬入だけだったんですが、なんでか藪井さんがいてて、「もう組んでまお」と一気に舞台が出来上がり!「電球」の仕込みもチャチャとやってしまい、舞台搬入班は嵐の様に去って逝きました。は、早い…
舞台搬入班が到着する前に、斬平君や、美歌さん、伐子さんも来て、僕と今回舞監をしてくれた寿君とで、幕の製作。本編を見た人には「おぉ〜」だった(筈)の地獄の般若をイメージした巨大な真っ赤な幕と、冒頭部分、ステージを遮断していた「和讃」の黒幕。この2つをみんなで繋ぎあわせて吊ったのでありました。
明日に続く
かくれんぼの塔-舞台裏側日記-「死出の山路から」その2
投稿者:
座長@苺樂團
投稿日:2007年11月27日(火)10時42分19秒
今日も朝4時から仏壇磨き。連日の忙しさからきたのか風邪をひきました。今日の町のストロベリーの写真、どんな「業」なんでしょう?
――――――――――
俳優、舞監、衣装も決まり、いよいよ稽古に入る。今回より正式加入した天羽千夜子指導の下、俳優陣の基礎練習〜発声、緊張・弛緩、マッスル&ボーンと、バンド畑の僕等には「???」な物ばかり。マッスルドッキングとかなら解るんだが…
この基礎練がかなり大変で、天羽さんが客演として参加してくれるようになってから恒例的な練習になったのですが、回を重ねるごとに、ダイハードな稽古となり、ある俳優は「クッ、この鬼教官!」と陰口を叩き、またある俳優は「目でピーナッツを噛んでみろ!」と、まるでジャイアンがのび太に吐くような言葉を、稽古場のトイレの壁に書き殴り、またまたある俳優なんかは「吐いたツバ飲まんとけよ!」とビーバップハイスクール・高校与太郎エレジーを映画館で見た直後に影響を受けた中学生が、カーネルサンダースに喧嘩を売るみたいな暴言を吐きまくるのでした(犯人はすべてモンブランです)
俳優陣は、初めのうちは筋肉痛になりながらも、後半の基礎錬では、良い表情を浮かべながら順調に(?)メニューをこなして逝きました。俳優陣が鬼教官の訓練をビシビシ受けている間、楽器陣は何をしているかというと、同時進行におこなわれていたのが、今回の「かくれんぼの塔」に用いる曲、計3曲の作成。
鏡町特別基地にて、深夜のデモ作り。今のこの世の中、デモとかパソコンでポンキラキンカンコンとキーボードを叩いたら出来るんやろうけど、常に昭和を意識する鏡町の住人達は、あ〜でも無いこ〜でも無いと、TVタックルの様な論争を繰り広げ、なんともアナログな方法で、なんとか3曲のデモが完成。そのデモを元に、スタジオで楽曲アレンジ。
スタジオが金曜日の晩で、演劇陣の稽古が翌日の朝から晩まであるので、なかなかハードといっちゃハードなんですが、台本の中でしか生きてなかった「母」や息子の「煙」達の台詞や、シーン達が、少しずつ命を吹き込まれていく様を見るのは、作り手として毎回嬉しくもあります。たった2日間の公演の為に何回も何時間も何日もかけて、その人物を育てていくんだもんな〜子供みたいなもんですよね。
抜き稽古も順調に逝き、10月も終わると、いよいよ小規模のライブホールを一日借りての通し稽古になって逝きます。
ストロベリーには専属の照明さんがいないので、毎回通し稽古では僕が照明をする訳なんですが、凄い簡単な照明機器の為、俳優陣・楽器陣に当日の雰囲気を伝える様、出来るだけ忠実に照明をやるのです。ホール代はそんなに安くは無いけれど、やる価値があるし、照明席から見る通し稽古によって、違う演出も考えれるし、今後はストロベリーのメンバーにも一度経験してもらい、いかに照明が大切なのかを解って貰いたいな〜と。この照明がココで入ってくるから、この台詞に暖かみが増すんだよ、とか。そんなのを皆が意識しながらやったら、もっともっと良くなる!…って甘いですね(笑)
ちなみに今回の「かくれんぼの塔」をご覧になられた方は、配役が解るかと思いますが、冒頭の「鬼」や紙芝居で怪演をしていただいた植村さん。御自身の演劇活動があまりにも忙しすぎて、通し稽古に2回来られただけで、サラッと2回通してあの迫力!(汗)恐れいりますよね。で、話の筋を通して、合間合間にアドリブを入れて来るのが面白い!
さて、通し稽古もすべて終わり、あとは本番に挑むのみ!続きは舞台設営、照明の仕込み編へと明日の日記に続きます。
かくれんぼの塔-裏側日記-「死出の山路から」その1
投稿者:
座長@苺樂團
投稿日:2007年11月26日(月)19時58分17秒
昨日は朝方に打ち上げから戻り、4時間程寝て、借りていた効果音系の資料を図書館へ返却しに逝き、昼からはカミサンの実家へ。なんとカミサン、金曜日の晩から風邪で寝込んでいたみたいで、なんとも申し訳無い週末だった様デス。ありがとう&スミマセン!(汗)
木曜の晩から愛息ふくちゃんと会って無かったので、早く会いたくて昼間に行った訳なんですが、僕の顔を見て、ふくちゃんはニコッと一回笑い、それから何故か下唇をニュルッと出して大粒の涙を流しながら僕の方を見て号泣!!な、なんなんだ一体??3日間会わなかっただけで、父と子の関係を忘れてしまったのであろうか?とかなり凹んでいたら、なんと「だっこしてくれ〜」と言わんばかりに手を広げ僕に抱き付こうとしてくるじゃないか!これには僕も感動して、思わず泣いてしまいました!カミサンのお母ちゃんから、ふくちゃん貰いうけ、ギュッとプロレスでいうとこのベアハッグでふくちゃんを抱き締めてやりましたよ!
勝手な僕的の解釈ですが、多分ふくちゃんは「お父ちゃんどこいってたんや〜」のニコッ→号泣やったんちゃうかな?と。もしくは「誰や?この目の下の隈がえげつない髪の毛長いオッさんは?」…後者じゃない事を祈りつつ…
さて、今日から再び、朝4時からリアル仕事である仏壇磨き。まずは23日、24日と中津Vi-codeに集まっていただいたお客様!本当に皆さんありがとうございました。お陰様で、両日共に満員怨霊!全く予測出来なかった動員の不安なんて吹き飛ばす沢山の御来場に、団員、スタッフ一同、感謝の言葉でいっぱいデス!
そして今回も協力していただいたVi-codeのスタッフの皆さん、劇団Mayの皆さん、どうもありがとうございました。今後は、作品だけでなく、制作にももっと力を注いで行こう!と大変勉強になりました。
客演のピープルパープル・植村さん、劇団May座長・キムさん、劇団フジ・ひと美さん、そして友情出演での参加、かくれんぼの塔のテポドン・井上卓さん!皆さん本当にありがとうございました。なんしか皆さんの凄いパワーに圧倒されまくりで、当一座の皆も刺激されまくりで、モンブランなんか天然パーマがストレートになっちゃう程でしたよ!本当ありがとうございました!
で、2日間、色々とありましたが(ありすぎ!)ストロベリーの団員、スタッフの皆さん、本当にお憑かれ様でした!みんな最高デス!これからも更なる厳しい要求しますが、ガツンと応えてやってください!愛してるぜモンブラン!(なので、ストレートからパンチパーマに変更してください)
そんな「かくれんぼの塔」の2日間の舞台裏側をポツポツと何日かに分けて日記にしてみたいと思います。名付けて「世界の車窓から」ならぬ「死出の山路から」日記!
――――――――――
今年10年目を迎えたストロベリーソングオーケストラの記念作品を作りたく、影響されてきた乱歩、夢野久作、そしてやはり寺山修司という言葉の錬金術師の作品をどうしてもやりたくて、寺山さんの作品をやる事に決めたのが春頃。3月に行った「押絵と旅する男」の本公演後の事デス。
当初、寺山さんのラジオドラマ「恐山」を軸に、都会と恐山に通じる扉を行来する話を考えていたのですが、あまりにもきつい方言の壁に行き当たり、これはアカン!こんな関西弁じゃ恐山ちゅうか、これじゃ犬鳴山やんけ!と、却下。で、寺山さんの戯曲をやるのも、まだまだ先やろうしな〜ちゅうか、ストロベリーは怨歌をガンガン聴かせる集団やし、う〜ん…と悩んで悩んで、自宅の書庫(モンブランで言うとこの、しょこたんでは無い)から寺山さん関連の書物を数冊セレクトし、仕事の合間に目を通し、まずは寺山修司という人を構築するキーワードを書き連ねて逝きました。
本なんか捨てて、家出をしろ!と言う変な前髪のオジサン、それってオッケーなんすか?的な縫いあわせた短歌、虚構の母捨、おどろおどろとした描写・表現、そんなに勝ってなかったと噂の競馬、壁、人力飛行機、黒く塗れ!、女湯覗きの常習犯、郵便配達夫、柱時計、おかま、釘、かくれんぼ…
かくれんぼねぇ…寺山修司作品によく登場してくる「かくれんぼ」。よし、この「かくれんぼ」をキーワードに作るか!と軸にしたのが寺山さんのヘンテコな童話集「赤糸で縫いとじられた物語」に収められている、「かくれんぼの塔」という、ほんの数頁しかない短編。この「かくれんぼの塔」に、あらゆる「寺山修司」と「ストロベリーソングオーケストラ」を縫合する作業にかかって逝きました。
で、夏に東京の劇団、芝居屋・羊のしっぽの座長、森島さんから曲提供と、出演依頼を有り難くいただき、たった一日だけですが、参加させていただき、ストロベリー10年目にして、初の劇団への客演としてデビューした訳なんですが、さて、バンド畑の僕は、いかにして劇団さんが作品を作っていくのかも興味があり、凄い勉強になり、寺山さんの詩に初めてオリジナルの楽曲を製作、それが最近のストロベリーではお馴染みの「電球論」でありました。その「電球論」を、今夏の羊のしっぽ公演「赤糸で縫いとじて〜漂流・寺山修司」に使っていただいたのデス。
よし、この「電球論」を「かくれんぼの塔」にもぶち込んでみよう!と構想、8月に控えていた、ストロベリージャンラオーケストラの「母捨山」の稽古と同時進行で、「かくれんぼの塔」の台本製作が始まるのでした。
で、台本の下書きが大体出来てきて、次に大切なのが配役。内容が内容なだけに、色んな役が出てきます。で、寺山といったら「母親」。さて、どうするべかな〜寺山さんが描いていた、偽りの醜い、マザコン母みたく、男の俳優にするか。それとも敢えて、子と母の関係を切断させるか…
で、結局僕は切断させてみました。皮かむりの手術をうけようと思うんだ、と言ったら「ダメだよ〜」と言った寺山流虚構母とは真逆の「勝手にしろ!この盲目坊主が」という台詞を吐く母親。そんな母親を演じてくれるのは、やはり(何のやはり?)ストロベリーの2代目看板女優、蠱惑技師の天羽千夜子しかいない!と書き込み、次に母と子の子を時計詩母にやってもらおう!とイメージしながら台詞を決めて逝きました。
で、かくれんぼといえば「鬼」。この鬼を誰にやってもらうか…で、真っ先に思い憑いたのが、「押絵と旅する男」で兄を演じていただいてくれた、ピープルパープルの植村さん!なんと今年有り得ない本数の芝居に参加しているにもかかわらず、快く承諾してくださり、学生・女学生を門脇モンブラン、弥生百合子、その相手をベテランの俳優と組んで鍛えて貰う意味も込めて、劇団Mayのキムさん、劇団フジのふくだひと美さんにお願いしたのでした。さぁ、役者は揃った!後はストロベリー名物であるアジテーション!やはりここは溶接工よしえ。彼女のここ最近の作品で魅せるアジテーションに惚れた僕は、究極の試練を与えたのです。
で、飛び道具的ゲストを誰か入れてみよかなと、真っ先に浮かんだのが、極悪アコースティックパンクの井上卓!今回の作品には、どうしても井上さんが必要だった!虚構という壁をぶち破る、怒濤の怨歌を奏でるのは彼しかいない!とオファーを取ったのデス。
明日へ続いてみよう。
感謝戦車
投稿者:
井上卓
投稿日:2007年11月26日(月)00時20分15秒
ストロベリーの皆様・スタッフの皆様お疲れ様でした。沢山の魅力的な人たちに出会えて、めちゃめちゃよかったよ。
楽しかったしいろいろ勉強になった。
ホンマ おおきに!!
本番中いろいろトラブルもあり悔しい思いもしたけど、自分のメッセージは伝えきれた!!
いつもは一人やけど、周りのメンバーが力をくれた!!
いつもと違うパワーが出た気がした!!
みんなホンマおおきに!感謝!感謝!
エエ仲間やね。戦車君すばらしい!
東京公演出来るとエエね。また参戦するよ。さらに磨きをかけてね。
おおきに お疲れ様
http://3w.to/t1
ありがとうございましたっ!
投稿者:
座長@苺樂團
投稿日:2007年11月25日(日)16時55分35秒
皆さんには「寺山修司」が見つかりましたでしょうか?
沢山の御来場、本当に皆さんありがとうございました。初の2日間公演で、沢山得た物、学んだ事、反省するべき点、次回へ向けての更なる飛躍を誓い、団員、スタッフ一同とも新たな「事件」を造って逝きますので、またヨロシクお願いします。
2日間に渡る「かくれんぼの塔」の裏側は又明日にでもゆっくりと時間をかけて日記に書いて逝きますので御時間ありましたら皆さんご覧ください。
それではありがとうございました!
起こさないで下さい
投稿者:
座長@苺樂團
投稿日:2007年11月24日(土)08時25分14秒
とりあえず初日終了!御来場の皆さんありがとうございました。沢山の差し入れやプレゼントをいただき凄い嬉しかったデス。久々お会い出来た方々ともお話出来、もっともっと色々喋りたかったデス。
初日は何かとトラブルありましたが、それにもめげず団員の皆がモチベーション下げずに憑き通せたのが嬉しかった。さぁ、今日で「かくれんぼの塔」は終わり。皆さんヨロシクお願いします!
終演後、初日の打ち上げで、中津のライブではお馴染み「弁慶」という居酒屋へ。だいぶ呑んでしまいましたが、外出た瞬間あまりにも寒過ぎて一気に酒が抜けました。しかし、この数日あまりにも寝てなさすぎで(火曜日から今現在の睡眠時間が合計9時間ほど)横になりたいからカプセルホテルに逝くも満席。なので、久々ネットカフェなる物へ逝き、社長の椅子みたいなん倒して寝るも、アサシンやレオンみたいに物音する度に起きて、結局今起きてる状況。なんしか隣りの鼾が、ドリルでコンクリートをえぐってる様な音で、なんだか寝れない宿命みたいなんを感じる寒い夜だからでした(TRF)
また「かくれんぼの塔」に憑いて、全部終わったら、舞台の裏側、作品のねらい等、ゆっくりと日記にしたいので、ご興味ある方はお黄泉ください。
いよいよ本番!
投稿者:
座長@苺樂團
投稿日:2007年11月22日(木)15時46分41秒
★チケット残席情報(22日14時現在。Vi-code予約含む)
23日…ラスト1席!
24日…残り3席!
さあ!いよいよ明日、明後日となりました、見世物パンク一座ストロベリーソングオーケストラ、今年2本目となる本公演「かくれんぼの塔」が開演されます。元・天井桟敷の孤高のアジテーター、昭和精吾さんと共に行った「一日だけの渋谷天井桟敷館、言葉の魔術師〜寺山修司」から2年半。再び「寺山修司」に挑みます!
我々ストロベリーソングオーケストラは「劇団」でも無く「バンド」でも無い、声・楽器を銃とした、虚構と現実の狭間を行来するテロルであります。それぞれのアジテーターが声を絞り、楽器を掻き鳴らし、寺山修司という建造物を破壊して逝きます。皆さんそれぞれの「感覚」で御楽しみください。
23日が18時半開場、24日が17時開場となっております。当日席については、なるべく席を設ける様に頑張りますが、会場スペースの問題もあるので、立ち見になってしまった場合は申し訳ありません。お詫びとして、モンブランから投げキッスをお受けください!(嗚咽)
公演当日は新作のストロベリーソングオーケストラTシャツも販売します。140、150、S、M、Lと各サイズありますので、皆さんヨロシクお願いします。
今夜より徹夜で、舞台搬入、照明の吊りをやってきます。10何年前には考えてもなかったライブハウスでの演劇スタイルの公演。なにかしら電波の弱い大阪に新風を吹かせれるような公演になればな、と思います。全身に鞭打って(女王様!)頑張りますので、皆さんヨロシクデス!それでは台詞覚えます!(今頃かい!)
年忘れは新世界でっ!
投稿者:
座長@苺樂團
投稿日:2007年11月21日(水)14時14分15秒
★チケット残席情報(21日12時現在・Vi-code予約分含む)
23日…残り3席!
24日…残り10席
23日(金・祝日)の残席が残り3席となりました。アクマイザー3、サンバルカンなら丁度お座りになれます。が、デンジマンや、バトルフィーバーJになると、誰かが空気椅子、もしくは人間椅子(中身は勿論モンブラン!)になっちゃいますので、複数の方で、ご都合宜しければ24日(土)をオススメします。
当日のご入場に関してですが、開場時刻になりましたら整理番号順にお呼び致しますので、受付にて整理番号とお名前を言っていただきご入場ください。先行発売のチケットをお持ちの方から先にお呼びさせていただきます。
また、各日開場時間が23日…18:30、24日…17:00となっております。
開場時間より遅れて到着しますと、後の入場になる場合がございます(予約の方に関しては席は確保しております)
当日、受付スタッフからもお願いがあるかと思いますが、場内では携帯電話をお切りください。糸電話や、テレパシー、チャネリング等はオッケーデス。
後、今回の公演に関しては、許可無き写真撮影、映像撮影も禁止させていただいております。ご協力の程、ヨロシクお願いします。
昨夜はスタジオにて最終チェックの前編が終了。今夜はニューヨーク帰りの美歌さん交えて、最終チェック後半編デス。スタジオが夜中に終わる為、朝4時から仏壇磨きをしている僕にとって、この1週間は超ヘビー!団員のみんなもスタッフのみんなも風邪や事故等無いよう、本番に挑みましょう!
で、今日は兵庫県は北部、春日市に迄仏壇を磨きに来ております。天気はいいし、空気はうまいし、コンビニの駐車場がなんしか広い!ちょっとしたキックベース(夢がモリモリ)も出来そうな勢いにビックリしているとこです。いや〜自然はいいですね〜
今年は12月に控えてる見世物の稽古がある為、毎年恒例のジャンラ、る*しろう、ストロベリー、愉快な変態達の忘年会に出席出来ずで、かなり悔しいので、それの延長戦として、12月29日の土曜日にでも、新世界あたりで昼間っから呑みませんか??来れそうな人は幹事のモンブラン君(今決まりました)に連絡してください。誰からも連絡無い場合は、自動的にモッキー&座の2人でフェスティバルゲート内にあるスパワールドにて、俺自身を見せあいっこする会と成り下がります。
ググったりウィキったり
投稿者:
座長@苺樂團
投稿日:2007年11月20日(火)15時06分39秒
インターネットの普及により、解らない事や、何それ?ってな物を「ググったり」「ウィキったり」する事により、誰しもが、サブカルチャー・アングラになる事が出来る時代となってしまいました。
僕が学生の時なんか、誰もが聴いた事も見た事も無い様な映画や、音楽を地下の奥深くまで捜して捜して、ようやく見つけた物と出会えた時の嬉しさって奴があったもんですが、今ってどうなんでしょう?
字引を引く訳でも無く、ポンと言葉を入力したら意味が出てくる。ポンと検索かけたら映画や音楽の情報が見れてしまう。便利な世の中にはなったけど、「捜す」という捜索行為が、インターネットの普及により、人間から奪われたのかもしれません。
そんな僕もインターネットは好きデス(往年の熟女優を検索するのが一番好き!)が、自宅にパソコンが無い為、どうしても調べたい映画や音楽がある時はカミサンの実家にて調べ物をするんですが、とうとうカミサンの実家パソコンが機能麻痺!ウンともスンともヨンともハンとも言いません!…あの〜パソコンに詳しい方に聞きます。ウィンドーズ98て古いんですか?
なので、いつもの様に古く、破れまくりの字引と、僕のネタ帳を抱えての創作活動が始まるのデス。ふぅ…何か時間を凄く損してる気がするのは気のせいでしょうか…時代の波に溺れてる気がしてたまりません。本気で家にパソコン置こうか悩みに悩んでます。
が、自称・犬の訓練士でもあり、家族思いの愛妻家である、虚言癖の僕は、パソコンたるものを購入してしまったら、カミサンや愛息との会話が減り、ずっと見てしまいそうで怖いこわ怖い。ましてや夜中にこっそり起きて「野坂なつみ」や「豊丸」「貝満ひとみ」「沙羅樹」「庄司みゆき」等の女優を検索してるのがバレてみろ!リアル非傀儡宣言をして、家からほっぽり出される事間違い無し!(健全なる女子は上記をググったりウィキったりしない様に!)
さて、どうでもいい話はこれ位にしといて、あと3日後となりました本公演「かくれんぼの塔」の残席情報デス!
★チケット残席情報(中津Vi-code予約分含む、20日13時現在の情報)
23日…残り11席
24日…残り16席
となりました。予約が80席を超えた段階で、一応予約の締切りとさせていただきます。当日券も発行致しますが、座席の確保の保障がありません。予約されております方を優先してお座りになってもらうシステムとなってます。なので、皆さん御早めに予約お願いします。
さぁて後3日だ!一生欠席する学校地獄に眠る嬰児よ!いますぐに見つけてやるから覚悟しやがれ!!
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